霊魂も休んで行く所、儒達山
儒達山は「鍮達山(ヨンダルサン)」とも呼ばれるが、霊魂が泊まっていく所という意味で名付けられた。蘆嶺(ノリョン)山脈から続く山並みが務安半島の南端に至って盛り上がった所、儒達山は面積140ha、高さ228.3mであまり高くないが蘆嶺山脈の最後の峰であり、多島海に続く西南端に位置している山だ。 景色が良い待鶴楼、達成閣、儒仙閣、逍遙亭などの多くの楼閣があり、歌手イ・ナンヨンの「木浦の涙」記念碑、韓国初の屋外彫刻公園など見所が多いし、2.7kmの儒達山一周道路では木浦市街地と多島海全景が鑑賞できる。 また、霊魂が審判を受けるという一等岩(律動岩)、審判を受けた霊魂が移動するという二等岩(移動岩)、二等岩で待機してから極楽世界に行くという伝説が伝わっている。
利用案内
- 位置 : 木浦市露積峯キル45 (測候洞)
- 入場料 : 無料
- 駐車場 : 2000台駐車可能
- お問い合わせ : 061-270-8359
露積峯
- 儒達山の春
- 儒達山の夏
- 儒達山の秋
- 儒達山の冬
頂上に登ると多島海の景観が果てしなく広がりその間を行き来する大小の船舶が美しい一幅の東洋画を連想させる木浦の儒達山、その上で眺める多島海の日没や木浦港の夜景はこちらを訪れる人々の記憶に長く残るだろう。毎年春になると儒達山の周りに連翹、桜、木蓮など多彩な春の花が満開する。
統一の念願を抱えている、 新千年市民の鐘
市民の鐘は、儒達山・露積峰裾に位置している。鐘を支える上部には伝統的な洋式によって竹の模様の音管とそれを護衛する竜文様の輪が飾っている。鐘の上帶には8千万同族を象徴するムクゲが、下帶には木浦の 市花の木蓮が飾られて市民和合という意味を盛込んでいる。全体重量は21トン、直径2m 29cm、長さ3m 90cmであり、鐘楼の看板は故金大中(キム・デジュン)元大統領が書いた。
愛国精神の象徴、 李舜臣将軍銅像
儒達山入口の階段を上ると最初に観光客をお迎えするのは忠武公・李舜臣(イ・スンシン)将軍銅像である。高さ370cm、幅160cmの忠武公・李舜臣(イ・スンシン)将軍銅像はピサの斜塔のように横に少し傾いている。銅像は中心線を基準にしてかぶとまで約0.5度傾いている。これは銅像を正確な角度で日本を眺めるように作ったためであり、将軍が死んだ後にも日本の動向を探り気運を弱化させて再び侵略できないようにするという意味を盛込んでいるという。